没後100年 宮川香山  眞葛焼  渡蟹水盤    豆柴しうば

半年ぶりの美術鑑賞、眞葛焼の眞葛香山、宮川香山展に行ってきました。

明治時代、横浜から海を渡り、世界を魅了した“幻のやきもの “眞葛焼”

世界に愛されたやきもの MAKUZU WARE 。

そうです、リアルな渡蟹がへばりついた焼物で有名ですね。

↓ 褐釉高浮彫蟹花瓶 明治14年 39歳作 国指定重要文化財

メイジ

見るものを驚嘆させる、緻密で繊細な焼き物。

この作があまりにも有名ですが、宮川香山はこの他にも2-3体の同型物を作陶したらしいです。

 

↓ 大正3年作

タイショウ3

 

ショウサイ

 

↓ 高取釉高浮彫蟹花瓶 大正5年 74歳没年の作

タイショウ5

今回はこの没年の作を拝見。ただただその見事さに唸るばかり

病気で吐血しながら”今ならこんなにも素晴らしいのが作れるぞー” という最高傑作

他にも有名な ↓ 高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水差 他149点

高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指

 

↓ 高浮彫四窓遊蛙獅子紐蓋付壷  難しくて読めん!  紐(じゅう)はつまみ、とって、ボタンの事か?

カエル

小窓にかわいいカエルさんが・・・

↓ 高浮彫桜二群鳩大花瓶

ハト

ともあれこの素晴らしさは 一見に如かず

是非一度お出かけ下さい!  横浜 眞葛ミュージアム

サントリー美術館でも開催中

 

美術鑑賞の後は・・・  お腹も減ったし カレーのデリー

昭和31年創業の老舗カレー店。今回はランチプレート1,000円也!  超お勧めですが

大きめプレートに美味しいライスが充分な量、タンドリーチキンも添えられ、サラダが2種乗っかります。

メインのカレーは6-7種類から選べ、私は唯一追加料金200円を上乗せするビーフカレーをチョイス。

とろけそうなビーフがごろごろと!

(インドでビーフ食べたら大変そうですが・・・)

美味いです!  旨いです!  上手いです??? らっきょは無いですが、2種のおしんこもご自由に。。。

カレーも色々な所でいただきますが 是非 DELHI をお試しあれ。

 

↓ はみ出てまーす!

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↓ 超リラックス、安心しきって、無防備過ぎませ~ん?

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美術館巡り 国立新美術館 サントリー美術館

豆柴しうば君が3月19日前庭疾患発病以来我が家にお住まいになっております。
休日に夫婦で出かけようとすると、一緒に玄関まで出てきて
“一緒に連れてけモード 全開なので、長時間の留守番はかわいそうな気がして・・・・
(人様は、”犬は留守番出来るのっ!” とおっしゃいますけんど。。。)

↓ 17日に2時間わっしわっしとシャンプーされたあとのしうば君
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精神的にお疲れのご様子。今回はブルーの星柄のバンダナを付けてもらいました。

16日、本当の飼主様が、寂しがりやしうばを見ててくれる事になったので、半年ぶりの美術館巡りっす!

まずは乃木坂国立新美術館の新制作展2015
毎年鑑賞していますが、今年は特に女性の出品者が多いような気がしました。
年々そのような傾向が感じられ・・・・男性陣は元気が・・・・・

↓ 力強い作品です タイトル every day 加藤有造
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↓ 知り合いのスペースデザイン部伊藤哲郎氏の作品。今回はここで講演会も。
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講演内容 テーマ:素材と空間 伊藤哲郎氏が空間作り(建築設計)の観点からの素材活用 について

↓ オリンピックエンブレム??
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タイトル 返したい、帰りたい。 山下勘太郎

↓ ふーむっ 、 目が廻ります・・
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↓ 水の恵み 沢井愛子
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↓ 童子詩 ⅠとⅡ 右山夕起子
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↓ 新作家賞 湖畔ー舞う  塩田志津子
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さてお次は六本木 サントリー美術館へ

とその前にお腹が空いたので函館 まるかつ水産
人気の トップスリー丼 を注文 はまち・まぐろ・サーモンです。
んっ ?? これって2013.11.9のblogと同じもの食べてねー??!!

↓ この画像は前回の時のでーす
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これに小鉢も付いて1,000円也!! 
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さてさてサントリー美術館今回の展示は、藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美

↓ 国宝 曜変天目茶碗
プリント

↓ 交跡大亀香合 こうちおおがめこうごう
コウチオオガメ
形物香合で、幕末の番付では最上位である東の大関位を獲得。交跡はベトナム北部の地名。
藤田傳三郎が明治45年、逝去寸前に手に入れたもの。
現在の価格に換算すると約9億円。
廃仏毀釈によって日本の美術品が世界に流失するのを防ぐ為
私財を投げうって美術品を収蔵した藤田傳三郎の心意気ですね。

半年ぶりの美術鑑賞で心と目の保養、まぐろも食べたしぃー、満足満足!










シンガポールの友人 ルーヴル美術館展 サウジ外交60周年

45年前、亜細亜大学に留学してた李さん来日です。当時我が家は中華料理店をやっていた関係で
知り合い、けっこう一緒に遊んでた記憶があります。
その後は25年前に家族でシンガポール旅行した時以来の再会。
今では71歳となっているそうで、勤めていたシンガポールトヨタも10年前にリタイヤ。
今回はなんと李夫婦ともどもベジタリアンとなっての来日。。。
困った・・・どうやって歓迎しようかしらん。

↓ 李夫婦
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まずは宿泊先の ホテルモントレー赤坂 に迎えに。
13日に来日して、京都・大阪・石川金沢・富士登山と観光地を巡って来ているようなので
今日は格調高く、人気の”ルーヴル美術館展“ の国立新美術館へ。
会期も残り僅かですし、目玉であるヨハネス・フェルメール ”天文学者” 
フェルメールの作品自体30数点しか残ってないうえ、男性モデルはこれを含めて僅か2点。

↓ ルーヴル
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↓ そのうえ”天文学者” は本邦初公開です。
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数多く美術展お邪魔していますが、今回は1番の混雑、チケット買うのに10分以上。。。
でも月曜なので、あれでも祝祭日ほどではなかったそうです!
ルーヴルからの83点も堪能しましたが、人様の後頭部も堪能。。。

さて続いてはミッドタウン、”日本・サウジアラビア外交関係樹立60周年記念フォーラム” へ

↓ 色んなグッズ戴きました、流石オイルの国、太っ腹です!
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↓ ナツメヤシのデーツも戴きました、デーツいろいろ。

デーツ
デーツはサウジアラビアではタムル(Tamr)と呼ばれ、特別な地位を占める食べ物。
ラマダンの時には、デーツと水で断食を終わらせる事が勧められています。
椰子の一種ですから、カロリーはあるでしょうし、味も甘くてお菓子のようです。

さてベジタリアンさんの食事ですが、ミッドタウンの茅乃舎さんで軽く昼食。
↓ 茅乃舎 汁や
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おにぎり2個と汁からは肉などを除いて調理してもらいました。これならいいべ~!

その後は大きなモールでショッピング。けっこううろうろしていたので時間も経ちました。


ディナータイムですが、30年前からベジタリアン専門のレストランが国立にあります。
そうです、名門 中一素食店 健福さん。
六本木ヒルズの隣にもありますが、今回は本店の国立へ。

↓ 健福
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旅行中李さん夫婦は、パンとコーヒーだけで過していたそうなので(気の毒・・・)
素食(菜食)専門での豪華食事には大変感激して、料理を堪能していたようです。

25年前のシンガポール旅行には、娘・息子も行っていたので、今回の食事には娘夫婦、
息子夫婦と孫1人の総勢9名での大食事会。

ともあれ楽しく歓談、無事に旧交を温める事が出来ました。
SUICAを持たせて、四谷までの行き方を教えて電車に乗せたので
多分ホテルに帰れたと思う・・・・・