CHICO & The Gypsies @BLUE NOTE TOKYO

行ってきました恒例チコジプライブ、台風17号真っ最中!!
↓ 最近のCHICOのやっている事。


昨年も”ジプシープロジェクト”とか言って、本来のGypsiesではありませんでした。
今年も昨年同様 Manoloも居ないし、肝心のKemaBaliardも居ないし・・・
Kemaが居ないジプシーズなんて、屁みたいなもんです。
GipsyKingsのリードギター ToninoBaliardo が大好きだったのですが、
リーダーCHICOがGypsiesを作ったので、しゃ~なくKemaさんのリードギター
を聞くようになりました。”あれから40年”
(あっ、これはきみまろかっ!! )
あれから10数年!!  やっとKemaに慣れたし、Kemaの上達も著しく
早引きは天下一品、演奏のセンスも 凄く良くなっていました。
んな矢先にGipsy Man Mario Reyesに交代です。そりゃぁMarioは名門Reyes家。
でもねー、、、、、去年も今年も、、、、
ダメっしょ・・・・
Kema も Toninoも 名門Baliardo家、
マニタス・デ・プラタ(銀の手)一族の甥でっせぇ~。
CHICOさん、たのんますよぉっ!!


さーて今回も例によって、アーティストが入退場する通路脇の席をGET。
CHICOさんを触ってもしょうがないのですが、通りすがりに、ちょっとお触りします。
今年はCHICOさんを触らずに、バイオリンのPeeWeeさんにタッチ。
(なんのこっちゃ)
昨年のステージを見て、PeeWeeさんのバイオリンに感激し
終演後に色々話を聞かせてもらいました。
(昨年の2011.10.27blog参照)

↓ 今年のSET LIST 最後の3曲はアンコール

5曲目チックコリアの名曲SPAIN は誰が弾くのか? 不安がよぎります・・・
ジョン・マクラフリン&パコ・デルシアなら超安心なのですけど。。。
結果、PeeWeeさんの超絶バイオリン!!
素晴らしかったです!!

↓ 参考に1987年モントルー・ジャズ・フェスティバル のパコとジョン
ジョンはナイロン弦をピックで弾きます。パコは当然素指?? でアポヤンド


素晴らしいSPAINを堪能戴けたでしょうか? ちょっと長かったですが。

んで、今回も終了後PeeWeeさんと雑談。

昨年トムジョーンズ風のダンスを誉めたり、バイオリンをギターの様に
右手でカッティングしてたので、”素晴らしいですね!!” と言ったのを
PeeWeeさん覚えていてくれました!!  彼に
“SPAINは誰が弾くのか大変不安でしたが、バイオリン素晴らしかったです!!”
“おっ、こいつよぉ~わかってんじゃん” てな感じで大変喜んでおりましたね。
テネシーワルツを作曲したのが、PeeWeeKingなので、
“PeeWeeは本名ですか?”
“違います、ニックネームです、Kingとは関係ないとです!!”
“何故今年もManoloが居ないの?”
“私はCHICOと15年来の友達ですが、知りまへん”
“何故今年も肝心なKemaが居ないのか?”
“福島の原発・放射能が怖いみたいです!!”
あは~ん!! これは我々ジプシールンバFanにとって大ニュースです!!
ってことは、Kema 脱退してないのね。また来る可能性があるのね。バンザーイ!!!
PeeWeeさんに”CHICOには言わなくて良いが、リードギターのMarioは役不足”
(誰も口には出して言えませんが、みんな解ってるんでしょうね)
テクニック・センス・インプロビレーションどれをとってもGK史上・・・ダメじゃん。
PeeWee “ところであなたのお名前は?”
“CHICOと言います”
“・・・・・?????”
“ニックネームです、30年来のGipsyKingsファンですから!”

*久しぶりにプロの弾くつまらんギター曲となった
ファラオン・インスピーレーション・ギャラクシア を聞きました。
まー、全体としては素晴らしいジプシールンバのライブで
楽しかった ですが。
来年のKema復活を期待!!


Paco De Lucía  パコ・デ・ルシア


Pacoと言えば、我々フラメンコな人達からすれば
1番尊敬する超絶ギタリストです。
1947年生まれですから64歳。
昔は髪の毛も豊富だったのですが、近年は大分薄くなってしもた。
確か最後のアルバムは2004年のCositas Buenasか?
2008年には来日して東京・大阪で公演があったが行けず。
10年位前までは良く行って、パコ・デ・ルシア・セクステットとか
アル・ディ・メオラとジョン・マクラフリンとの
スーパーギタートリオとか堪能していました。
10数年前にKFCがフラメンコギターギターを教えていた
アメリカ人のお医者さんOsorio,MDが
Pacoのアリゾナ公演を見た、一緒に写真撮ってもらった!!
と言って、興奮してメールを送ってきました!!
OsorioのギターにPacoがサイン。
フラメンコ好きになった友人、嬉しいものですね。