45年前、亜細亜大学に留学してた李さん来日です。当時我が家は中華料理店をやっていた関係で
知り合い、けっこう一緒に遊んでた記憶があります。
その後は25年前に家族でシンガポール旅行した時以来の再会。
今では71歳となっているそうで、勤めていたシンガポールトヨタも10年前にリタイヤ。
今回はなんと李夫婦ともどもベジタリアンとなっての来日。。。
困った・・・どうやって歓迎しようかしらん。
↓ 李夫婦
まずは宿泊先の ホテルモントレー赤坂 に迎えに。
13日に来日して、京都・大阪・石川金沢・富士登山と観光地を巡って来ているようなので
今日は格調高く、人気の”ルーヴル美術館展“ の国立新美術館へ。
会期も残り僅かですし、目玉であるヨハネス・フェルメール ”天文学者”
フェルメールの作品自体30数点しか残ってないうえ、男性モデルはこれを含めて僅か2点。
↓ ルーヴル
↓ そのうえ”天文学者” は本邦初公開です。
数多く美術展お邪魔していますが、今回は1番の混雑、チケット買うのに10分以上。。。
でも月曜なので、あれでも祝祭日ほどではなかったそうです!
ルーヴルからの83点も堪能しましたが、人様の後頭部も堪能。。。
さて続いてはミッドタウン、”日本・サウジアラビア外交関係樹立60周年記念フォーラム” へ
↓ 色んなグッズ戴きました、流石オイルの国、太っ腹です!
↓ ナツメヤシのデーツも戴きました、デーツいろいろ。
デーツはサウジアラビアではタムル(Tamr)と呼ばれ、特別な地位を占める食べ物。
ラマダンの時には、デーツと水で断食を終わらせる事が勧められています。
椰子の一種ですから、カロリーはあるでしょうし、味も甘くてお菓子のようです。
さてベジタリアンさんの食事ですが、ミッドタウンの茅乃舎さんで軽く昼食。
↓ 茅乃舎 汁や
おにぎり2個と汁からは肉などを除いて調理してもらいました。これならいいべ~!
その後は大きなモールでショッピング。けっこううろうろしていたので時間も経ちました。
ディナータイムですが、30年前からベジタリアン専門のレストランが国立にあります。
そうです、名門 中一素食店 健福さん。
六本木ヒルズの隣にもありますが、今回は本店の国立へ。
↓ 健福
旅行中李さん夫婦は、パンとコーヒーだけで過していたそうなので(気の毒・・・)
素食(菜食)専門での豪華食事には大変感激して、料理を堪能していたようです。
25年前のシンガポール旅行には、娘・息子も行っていたので、今回の食事には娘夫婦、
息子夫婦と孫1人の総勢9名での大食事会。
ともあれ楽しく歓談、無事に旧交を温める事が出来ました。
SUICAを持たせて、四谷までの行き方を教えて電車に乗せたので
多分ホテルに帰れたと思う・・・・・
Tag Archives: 汁や
徒然草 美術館巡り 久原本家 茅乃舎 汁や
創業明治二十六年 久原本家 茅乃舎(かやのや)の出汁を使ったイートイン
汁や に行ってきました。場所は東京ミッドタウン。
化学調味料・保存料などを使わない自然の上品な味で、家庭では作れない一級の出汁で有名です。
↓ ランチセット ?
↓ 九州豚汁セットと鶏団子翡翠汁セット
おにぎり2個と別に小分けされた”おにぎりのおとも”2個、それと薬味の青柚子。
和紙風の紙に丁寧に包まれたおにぎりに、おともの具をつけて食べます。
ごはんは美味しく、当然味噌汁は逸品! 是非一度お試しあれ!!
(何が九州豚汁かと思ったら、じゃがいもではなくて薩摩芋が入ってました)
↓ つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ・・・
吉田兼好 (兼好法師) 徒然草 鑑賞です。
↑ 土佐光起 徒然草絵巻
↓ 徒然草図屏風 作者不詳 江戸時代
↓ 海北友雪画 一の谷合戦図屏風
扇面と後ろの色使いを真逆にして、見事な対比となっています。
今回の展覧会 ”徒然草” はサントリー美術館が、江戸時代初期の絵師
海北友雪の徒然草絵巻全20巻を館蔵品とした記念に開催されたそうです。
海北友雪の絵巻は全244段を全て絵画化した珍しいもの。
絵巻を全部開いて展示できないので、
全244段の徒然草の何分の一かが鑑賞できました。まー、もっとも解説文がないと
何が書かれているのか読めませんけど・・・・
↓ 同じ国立市東3丁目住人として、嵐山光三郎さんの岩波現代文庫”徒然草を買ってきました。
50年くらい前に読んだっきりですが、内容は今でも通じるものが沢山ありますね。