しうば 前庭疾患 闘病記②

発病19日当日は水飲まず、何も食べずでただただ横になって安静状態。頭がぐるぐるでそれどころでは無いのでしょう。
しかしそれ以降は吐くこともなく、、、しかし眼振・目の玉の揺れは相変わらずで辛そう。
2日目の朝、大分眼振は収まっているようでほんの僅かのようです。
さーて、絶対家ではトイレをしないしうば君、18日夜9時からおしっこしていません、
抱っこして外に連れ出し、いつもの臭いのあるトイレポイントでそっと下ろし・・・
臭い嗅いだりしてますが、ふらふらして全く定まらず、後ろ片足上げての3本足スタイルなんぞ難しそ。
抱いて移動して下ろして、、、ふらふらおしっこしたそうですが、3本足スタイルが出来ずに断念。
また移動してチャレンジ・・・難しそうです。

片足上げたときにそっと足を、手のひらに乗せてあげて、胴体を私の足に接触させて安定させて・・・
なかなか上手くポーズが定まりません!
“3本足にこだわらずに女の子みたいに4本で後ろしゃがみでお願いしますよっ!!”
“いやいやそれは出来ません、男としてプライドが許しません! ” とキッパリ。
などとやりあいながらようやく5-6回目で介助成功・・・
じょじょじょ~っと黄色くて臭いのキツイのをながながと。。。
うれぴーっ! 成功です!! 35-6時間ぶりです。

獣医さんに “寝たきり犬になったり、自力で2日も出ないとカテーテルで採ります”
と言われており、それはカテーテル経験者としては是非避けたい事です。
人間ならある程度の期間付けっぱなしも出来るでしょうが、ワンコの場合は余ほどの重病でない限り
温和しく付けたままにさせとく訳がありません。そのうえ最初は痛くて尿道にキズもつきますので、
2回目3回目となると、痛くて大騒ぎして全く無理そな感じです。
でもとりあえず成功したので、ワンコ賢いので次回からは少しは楽に出来るかと・・・

さんざんネットで、”おしっこの最長ガマン時間” を調べてましたが、
24時間経っても平気なわんちゃんも居るようですが、纏めると24時間が限界で、
それ以上は獣医さん曰く”拷問に近くてもはや虐待”とも書かれていました。
しうば子供の頃は室内トイレでやってくれてましたが、いつごろからか
“トイレは外っ! ” と決めて絶対に室内でしてくれませんので厄介です。
ベランダでもトイレシートの上でもしてくれれば。。。
ご病気の時は垂れ流しても良いのよっ!!
てな訳でトイレおしっこ問題解決っ!!!

午後から夜にかけては眼振もほぼ収まってきています、前庭疾患特有の
首の筋肉の収縮力が低下し首が曲がってしまう「捻転斜頚」という首を傾げた状態は変りません。
ビクター犬のニッパー君は左傾ですが、しうば君は右傾。
回復したあとも斜頚は後遺症として残るらしいです。でも わんこが首傾げてるのは、
考えているようですし、何か真剣に聞いているようで可愛くも見えるので。。。
トイレが自力出来てある程度散歩も出来るようになれば
満足です。贅沢は言いません!!

↓ 捻転斜頚 右傾のしうば君 (THE DAY 3の写真)
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必死でお出迎え

犬猫の前庭疾患って大変多くて、獣医さん曰く”珍しい病気ではありません”
こうやってblogに書いているのは、ペットが同じ病気になった時に、
どのような時間経過で快方に向かい社会復帰するのか???
との参考になればと思い書いてます。
私もネットで、同病の方の記事で大変勇気付けられましたので。

THE DAY 2 END


晴天の霹靂 しうば発症! 前庭疾患闘病記①

あの元気なしうば君が病気になってしまいました!

↓ 今までの元気なしうば スーパーバリューで
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息子夫婦が飼っている豆柴しうば君ですが、昨年1月に誕生した孫娘が
なんと犬アレルギーと猫アレルギー! 猫のしゃけと5人家族では問題です!!
孫となるべく接触させないように、我が家に来て過す事の多かったしうばですが
この日19日早朝は息子宅で就寝していました。
“おえっおえっ”と何やら吐いているような様子なので目を覚まして見たところ
ベッド周りには吐瀉物が・・・
眼球が両目とも左右に大幅に揺れています。立つことも座ることも出来ません。
グッタリとして目の焦点も定まらず、見えているのか見えてないのかも解からず。
もの凄い船酔い状態のようです。。。(息子談)

時間は朝7時過ぎ、一刻も早く獣医さんに連れていかねば。
ネットで夜間休日の診療してる小金井のハル犬猫病院を探し、”お待ちしてます連れてきて下さい!”
しうば迎えに行って、いざ小金井へ・・・道中15分かかりましたけど、
以外とこの時間帯は通勤の車が多く、到着までのもどかしい事もどかしい事。

ハルさんには大変親切に対応してもらい、結果”前庭疾患“と言うことで、やはり船酔いの酷い状態。
両目は半秒感覚くらいで左右に大きく揺れています。これでは全く何も出来ない筈で
ただだ抱かれているだけ。。。。
当分食べられないので、点滴で鎮静剤・嘔吐止めなどを投与してもらいました。
原因は耳か脳ということでしたが、触診とかでは ”耳ではないようですね”
(耳の三半規管の炎症だと、痛さで解るのかも、、、ってことは脳!?!?)

とりあえず救急処置も済んだので、”この後はかかりつけの獣医さんで検査してもらうと良いでしょう”
処置内容を記入してもらい、それを持って国立のかかりつけのふく動物病院に連絡。

開院9時半には、色々な検査をしてもらう為ふくちゃんに預けました。
“4時頃検査結果出ますので来て下さい! ”

3時半ふくちゃんから ”検査終わりましたよー”
対面するとそりゃぁ喜んでますが、目は定まらず覇気の無い顔、無表情です。

とりあえず安静にして様子をみるので、自宅に連れて行き、大好きなばーばの横で療養生活開始!!
↓ いつもばーばにベッタリでこんな状態でしたから
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1日目はなーんにも出来ずに、ただただ安心してもらう為添寝したり、優しくなでたり、
なんでも言葉の解るしうば君ですので優しく言葉をかけたり・・・

飼い主さんたちも入れ替わり立ち替わりで激励。。。酷い眼振ですが、少しは安心して落ち着いて来ているよう。

2日目からはしうば君頑張り始めましたっ!!
お願いっ! なんとか以前のしうばにっ!!!