丹波栗 3L サイズ

先月の京都出張blogに書きました、食べ損なった丹波栗。
どういう訳か、ついうっかり手に入れてしまいました!! (GGのLuis風)


食べたことの無い高級品です!!!  (お里が知れます)

↓ 竹のカゴに厳重に・・・。 開けて食べるのがもったいないとです。


丹波栗といえば丹波地方で取れる栗のことで、大きく高品質な栗の代表として
全国的なブランドになっています。総称であり、品種名ではありません。
丹波栗は、日本書紀にも記載される位、古い来歴をもつ食材らしく、
平安時代には、実際の栽培も始まっていたそうです。
各地の将軍や藩主は丹波栗をこぞって朝廷・幕府に献上、
その粒がきわめて大きく、しかも美味であったことから、
やがて日本中にその名を馳せ、おいしい栗の代名詞的存在になりました。
ふむふむ、そんなに凄い栗なんだぁ~!!

↓ サイズをご覧下さい、100円玉と比べると・・・


丹波地域は山間の集落が多く、広大な水田耕作には適してません。
そこで先人達が、栗作りに適していると、水はけの良い里山の土壌に目をつけたようです。
栗の木が深く根を張れ、朝晩の気温差が激しいお陰で糖分が増して
他県の栗には真似の出来ない甘味と、ホクホク感が有るのが丹波栗らしいです。

↓ さていよいよ試食です、でかっ!!

お味は、、、、
そりゃぁもう 旨いっ!!  ですね~
確かにあまり食べたことのない感じです。1個目より2個目・・・
2個目より3個目、だんだん味が深く、ますますコクも感じてきます。

*いつもはスーパーの580円から、最高でも900円くらいのしか買いませんので
再会出来るチャンスは、ほぼ無いと思われます。。。
参考に言っちゃいますと、一粒135円 !!
これでマロングラッセを作ると、某アント◎メさんで見た
1個525円のになるのかも・・・

 


吉幾三ライブ@サンプラザ

あまり行かない日本人ライブシリーズ、今回は吉幾三さんです。
題して”芸能生活40周年 心から優しさを込めて”



ここ数年、日本の曲もなかなか良いな~ぁ、と感じるようになってきました。
まー、歳のせいなのでしょうか・・・
残り僅かな人生を ???  楽しく悔いのないようにと、気になっていた日本人歌手を聴くようにしています。
(30年位前には加山雄三はよく行ってました !! )

小椋 佳、井上陽水に続いて今回は吉幾三さん。
洋楽しか聴かなかったので、 まったくもって新鮮であります。まして今回は演歌歌手!

6時半いよいよ開演、まさかカラオケではないのだろうな、
などと勝手な不安を抱きつつ・・・
立派なものです、バンドメンバーが総勢20名くらい!!
バイオリン・ビオラ・チェロのカルテット、当然キーボードも、そしてコーラスも4名。
ギター・ベース・ドラムス・パーカッション・ブラス系3名。
尺八や津軽三味線など。
聞けば、30年来のコンサートスタッフも沢山居るようです。
それも皆演奏が一流・・・
流石演歌の大御所のスタッフですねぇ。超感心です。
サンプラザは古い会場なので、音響は期待していなかったのですが、
各楽器のバランスや音像がしっかりセッティングされていて、
心地よいライブの定位感がありました。歌手と楽器のバランスもGooooo!!

肝心の唄は?  そりゃぁ~、上手ですね。
持ち歌から、フォークギター(D-45かも)を持っての泉谷しげるの春夏秋冬、
スペイン語で歌った “ボラーレ”
まさか吉さんのVolareを聞くなんて・・・
先月のChico&TheGypsiesみたいです。
↓ 本人曰く、細川たかし宅で飲んでた時に、洗濯屋が持って来た
紋付袴を、持って帰ったらしい・・・・


東北・青森・津軽の歌だけあって、酒・女・雪・母・吹雪
しんみりと聞かせます。
2列前に座ってた夫婦連れの旦那様、感極まって号泣しとりました。
こちらもつられてうるうると・・・・
演歌歌手では珍しいシンガーソングライターの吉さん。
CMソングの 新日◎ハウスと ワー◎マン は残念ながら聞けませんでしたけど、
大満足の2時間超のステージでした。
一気に途中休憩無しなので、高齢なAudienceのトイレを心配しましたが・・・
みんな頑張ってたようです ?????

尺八の方も素晴らしかったのですが、やはり津軽三味線の福井幸大さんは特筆。
紅白とか有名番組御用達の方。大御所の演歌歌手のバックにほとんどお呼ばれしているみたいです。

自身で和の演奏家集団 ”龍人” を主宰。山崎直子さんが宇宙から
スペースシャトルでアルバム”龍人”を 全世界に聞かせた話は有名です。

吉幾三のホームページアドレスは
441930.jp     です!!
ステージではけっこう口が悪くて毒舌もありましたが
彼の根底に流れる優しさ・思いやりは感じる事が出来ます。
バンドのメンバーを何十年も替えない、と言う1点だけでも、凄い事です。
ミュージシャンは気まぐれの人も多いし、妥協はしないし、変わった人も多いし
何よりも、成功して名をなしたのですから、お山の大将的になりがちです。
吉さんの事は知りませんが、集合離散の多い芸能界で
ずっと同じ仲間達とやっているのは大変立派な事だと思います。
メンバーに ”おめーも老けたなぁ~、30年だもんなぁ!! ” なんて言ってました。
雪国・酒よ・津軽平野・・・  などなど。。。
素敵な曲ばかりでした。  さーて次は細川たかしさんかな。
(尾崎 紀世彦さんも聴きたかったのですが・・・)

* 数十年前に行ったブロードウェイを覗いてましたが
今は昔、格段の変わり様、、、、
オタクの聖地・アキバみたいです!!
われわれ年輩者向きの店もけっこうありました、けっこう楽しめるかも。


CHICO & The Gypsies @BLUE NOTE TOKYO

行ってきました恒例チコジプライブ、台風17号真っ最中!!
↓ 最近のCHICOのやっている事。


昨年も”ジプシープロジェクト”とか言って、本来のGypsiesではありませんでした。
今年も昨年同様 Manoloも居ないし、肝心のKemaBaliardも居ないし・・・
Kemaが居ないジプシーズなんて、屁みたいなもんです。
GipsyKingsのリードギター ToninoBaliardo が大好きだったのですが、
リーダーCHICOがGypsiesを作ったので、しゃ~なくKemaさんのリードギター
を聞くようになりました。”あれから40年”
(あっ、これはきみまろかっ!! )
あれから10数年!!  やっとKemaに慣れたし、Kemaの上達も著しく
早引きは天下一品、演奏のセンスも 凄く良くなっていました。
んな矢先にGipsy Man Mario Reyesに交代です。そりゃぁMarioは名門Reyes家。
でもねー、、、、、去年も今年も、、、、
ダメっしょ・・・・
Kema も Toninoも 名門Baliardo家、
マニタス・デ・プラタ(銀の手)一族の甥でっせぇ~。
CHICOさん、たのんますよぉっ!!


さーて今回も例によって、アーティストが入退場する通路脇の席をGET。
CHICOさんを触ってもしょうがないのですが、通りすがりに、ちょっとお触りします。
今年はCHICOさんを触らずに、バイオリンのPeeWeeさんにタッチ。
(なんのこっちゃ)
昨年のステージを見て、PeeWeeさんのバイオリンに感激し
終演後に色々話を聞かせてもらいました。
(昨年の2011.10.27blog参照)

↓ 今年のSET LIST 最後の3曲はアンコール

5曲目チックコリアの名曲SPAIN は誰が弾くのか? 不安がよぎります・・・
ジョン・マクラフリン&パコ・デルシアなら超安心なのですけど。。。
結果、PeeWeeさんの超絶バイオリン!!
素晴らしかったです!!

↓ 参考に1987年モントルー・ジャズ・フェスティバル のパコとジョン
ジョンはナイロン弦をピックで弾きます。パコは当然素指?? でアポヤンド


素晴らしいSPAINを堪能戴けたでしょうか? ちょっと長かったですが。

んで、今回も終了後PeeWeeさんと雑談。

昨年トムジョーンズ風のダンスを誉めたり、バイオリンをギターの様に
右手でカッティングしてたので、”素晴らしいですね!!” と言ったのを
PeeWeeさん覚えていてくれました!!  彼に
“SPAINは誰が弾くのか大変不安でしたが、バイオリン素晴らしかったです!!”
“おっ、こいつよぉ~わかってんじゃん” てな感じで大変喜んでおりましたね。
テネシーワルツを作曲したのが、PeeWeeKingなので、
“PeeWeeは本名ですか?”
“違います、ニックネームです、Kingとは関係ないとです!!”
“何故今年もManoloが居ないの?”
“私はCHICOと15年来の友達ですが、知りまへん”
“何故今年も肝心なKemaが居ないのか?”
“福島の原発・放射能が怖いみたいです!!”
あは~ん!! これは我々ジプシールンバFanにとって大ニュースです!!
ってことは、Kema 脱退してないのね。また来る可能性があるのね。バンザーイ!!!
PeeWeeさんに”CHICOには言わなくて良いが、リードギターのMarioは役不足”
(誰も口には出して言えませんが、みんな解ってるんでしょうね)
テクニック・センス・インプロビレーションどれをとってもGK史上・・・ダメじゃん。
PeeWee “ところであなたのお名前は?”
“CHICOと言います”
“・・・・・?????”
“ニックネームです、30年来のGipsyKingsファンですから!”

*久しぶりにプロの弾くつまらんギター曲となった
ファラオン・インスピーレーション・ギャラクシア を聞きました。
まー、全体としては素晴らしいジプシールンバのライブで
楽しかった ですが。
来年のKema復活を期待!!